「WordPress(ワードプレス)」とは

OKAYU CREATEでは、WEBサイト制作において「WordPress(ワードプレス)」を使用しています。

ここでは、「WordPress」の役割や仕組み、特徴について解説します。

目次

「WordPress」とは

「WordPress」は、世界中で最も使われているCMSです。

CMSとは:「Content Management System(コンテンツ管理システム)」の略。CMSを使うことで、技術的な知識がなくてもWEBサイトのコンテンツを簡単に作成・編集・管理できます。

テーマとプラグインを使ってデザインや機能を自由にカスタマイズすることができ、プログラミングの知識がなくてもWEBサイトの管理や更新を行うことができることで人気です。

世界中のWEBサイトの40%以上が「WordPress」を使用

「WordPress」は、2003年に開発されたOSSで、そのシンプルさと拡張性から瞬く間に人気を集め、さまざまなコミュニティの支援を受けながら急速に進化しました。

OSSとは:「Open Source Software(オープンソースソフトウェア)」の略。OSSは、ソースコードが公開されており、誰でも自由に利用、改変、配布できるソフトウェアのことをいいます。

2024年5月時点で、世界中のWEBサイトの40%以上がWordPressで作られています。

さらに、WIXやJIMDO、STUDIOなど、多数のCMSが台頭しているなか、CMSとしての市場シェアは60%以上にも上り、その人気が伺えます。

OSSであるために、無数の開発者による機能追加やセキュリティ強化が日々行われていることが、「WordPress」が世界中で愛されている理由ともいえるのです。

「WordPress」を使用するメリット

「WordPress」を使ってWEBサイトを制作するメリットとしては、以下のようなものが挙げられます。

使いやすさ

直感的なダッシュボードとエディターで、コーディングの知識がなくても簡単にWEBサイトを管理・運用できます。

カスタマイズの自由度

無数のテーマとプラグインがあり、デザインや機能を簡単に追加・変更できます。

コストがかからない

基本的に「WordPress」自体は無料で利用できてコストがかかりません。

また、特別な機能等を追加するための有料テーマやプラグインを導入する際にも、比較的手頃な価格で入手することができます。

SEOに強い

多くのSEOプラグインがあり、検索エンジン最適化が簡単に行えます

SEOとは:「Search Engine Optimization(検索エンジン最適化)」の略。SEOはウェブサイトを検索エンジン(例えばGoogleやBing)で上位に表示させるための手法や戦略のことをいいます。

豊富なユーザーコミュニティ

世界中のユーザーコミュニティがあり、操作に困ったときの情報源が豊富なため、初心者にも扱いやすいです。

レスポンシブデザイン

「WordPress」で提供される多くのテーマがPCだけでなくタブレットやモバイルにも対応しており、デバイスに応じた表示が可能です。

さまざまな種類のホームページを作れる

宣伝のためのWEBサイトだけでなく、eコマース、ブログ、ポートフォリオなど、あらゆるタイプのサイトを作成可能

多言語対応

通常、WEBサイトを多言語に対応させるには各言語のページを作成する必要がありますが、「WordPress」ではプラグインを使えば、多言語サイトの構築も比較的容易にできます。

外部ツールとの連携がスムーズ

解析ツールやソーシャルメディアなど、外部ツールやサービスとの連携がスムーズに行えます。

定期的なアップデート

新機能やセキュリティパッチが頻繁に提供されるため、定期的なアップデートを行うことで最新の技術や安全性が確保されます。

デザイン性や機能性、SEO対策など、さまざまなニーズに対応できるのが「WordPress」の強みです。

「WordPress」のデメリット

世界中で愛用されている「WordPress」ですが、メリットの多い一方で、いくつかのデメリットもあります。

最低限のWEB知識や情報リテラシーが必要

簡単に管理・運用ができる「WordPress」ですが、サーバー・ドメインの設定や構築など、WEBサイトとしての土台作りには最低限のWEB知識が必要です。

また、WEBサイト運営にあたり、情報リテラシーを身につけておくことも大切です。

日々の更新管理が必要

プラグインやテーマの更新が頻繁に必要となり、更新しないと脆弱性が生じることがあります。

また、OSSという特性上、コードが公開されているためセキュリティ対策や日々のチェックが必須です。

カスタマイズの複雑さ

導入自体は簡単な「WordPress」ですが、多くの機能を導入したり、目的に合わせたカスタマイズを行うためには、プログラミングの知識が求められることがあります。

「WordPress」での制作が適しているサイト・適さないサイト

「WordPress」は多用途なプラットフォームのため、さまざまな種類のWEBサイトに適しています。

「WordPress」での制作が適しているWEBサイト

  1. ブログサイト
  2. 企業サイト
  3. ポートフォリオサイト
  4. ニュース・マガジンサイト
  5. LP(ランディングページ)
ブログ

「WordPress」は元々ブログツールとしてスタートしており、投稿の管理やSEO対策が簡単に行えるなど、ブログに最適な機能を持っています。

企業サイト

プロフェッショナルなデザインや問い合わせフォームの追加が容易なため、中小企業やスタートアップの企業サイトとして利用されることが多いです。

ポートフォリオサイト

ビジュアルに重きを置いたテーマが豊富で、デザイナーやアーティストが作品を展示するためのポートフォリオサイトにも向いています。

ニュース・マガジンサイト

カテゴリ分けやタグ付けなど、コンテンツ管理が効率的に行えるため、多くのニュースサイトやオンラインマガジンが「WordPress」を使用しています。

LP(ランディングページ)

特定のキャンペーンやプロダクトのためのLP(ランディングページ)を素早く作成できる点も魅力です。

「WordPress」での制作が適さないWEBサイト

「WordPress」が万能なCMSではありますが、以下のようなWEBサイトは「WordPress」を使ったサイト制作には適していません。

  1. 特別な機能や複雑な操作性が必要なサイト
  2. 高トラフィックの大規模サイト
  3. セキュリティが極めて重要なサイト
  4. リアルタイム性が必要なサービス
  5. 大規模データベースを扱うサイト
特別な機能や複雑な操作性が必要なサイト

特別な機能や複雑な操作性を必要とするWEBサイトでは、ゼロからシステムを構築するフルスクラッチ開発や他のプラットフォームが適しています。

高トラフィックの大規模サイト

非常に高いトラフィック(=多くのアクセス)を扱うサイトや大規模なeコマースサイトでは、専用のシステムやプラットフォームの方がより優れている場合があります。

セキュリティが極めて重要なサイト

金融機関や高度なセキュリティを要求する業界では、特定のセキュリティ要件に応じて独自開発の方が適しています。

リアルタイム性が必要なサービス

チャットアプリやリアルタイムの通信が必要なサービスは、リアルタイム機能に特化したプラットフォームが望ましいです。

大規模データベースを扱うサイト

大規模なデータベースや複雑な計算を伴うサイトでは、「WordPress」が適さない場合があります。

上記のような特殊なサイトには特定の要件が必要となるため、「WordPress」以外のプラットフォームやカスタム開発を検討することをおすすめします。

まとめ

「WordPress」なら、専門知識がなくても簡単にWEBサイトを管理・運用できます

直感的な操作性と強力なコミュニティサポートを兼ね備えた「WordPress」は、初めてのサイト制作でも安心してお使いいただけますのでご安心ください。

OKAYU CREATEでは、基本的に「WordPress」を使ってWEBサイト制作をしております。

ご自身で管理できるWEBサイトをご希望の方は、ぜひご検討ください。

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